コラム
体内では毎日数千個のガン細胞が発生?
ほとんどのガンは遺伝子の突然変異が起こることによって発生しているそうです。
一般に60兆個あると言われている人間の細胞、絶えず成長と分裂を繰り返している訳ですが、
なんらかのキッカケで特定の遺伝子にコピー障害が生じると、正常細胞が突如としてガン細胞へと
変化してしまうという訳です。
遺伝子の変化は1回限りでは体に影響はないそうですが、分裂を重ねるごとに次第にガン細胞へと
変化してしまうのです。
例えば、ある細胞が約10年かけて30回分裂すると仮定すると、約10億個のカタマリとなり、そこで
小指の爪ほどの約1gのガン細胞が形成されるそうです。実際、人間の体の中では毎日、数百~
数千のガン細胞が誕生しているのだそうです。
(写真は食道ガン)
ただ、健康な状態であれば体内の免疫細胞がガン細胞を監視し、その増殖を許さないよう攻撃して
いるため、異常事態は生じづらいという訳です。
免疫力を高めていく生活を心がけていればガンにはなりにくいということでしょうかね!