夫婦仲の認知症の関係?
このまま、秋になってしまうのでしょうかね?
さて、今回のブログは”整体4277″ (http://seitai4277.jimdo.com/) 糸井康之先生の記事を引用しています。
内容的には認知症についての記事になります。
俗説、一般論としてですが「夫婦仲が良いと認知症にはなりにくい」と言われることが多々あります。
認知症とは、さまざまな原因により脳の細胞が死んだりすることで、脳の働きに不具合が生じ、いろいろな機能障害が起こり、生活上の差し障りが、約6ヶ月以上続いている状態をいいます。
脳は、
覚える、思い出すなどの記憶、
見る、聞く、味わう、触るなどの感覚、
理解する、判断するなどの思考、
喜び、悲しみなどの感情、
呼吸する、眠る、歩く、体温調整する、などのからだ全体の調整、
というような、生きてゆくためのほとんどの働きをコントロールしています。
<桐蔭横浜大学 第15回 おもしろ理科教室 6.<脳を知ろう、脳をつくろうより>
認知症を引き起こす病気のほとんどが、脳の細胞がゆっくりと死んで萎縮する変性疾患と呼ばれるものです。
アルツハイマー病・レビー小体型認知症・前頭側頭型認知症が代表です。
約15%は脳血管性認知症です。脳梗塞・脳出血・脳動脈硬化などのために、神経細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなり、その部分の神経細胞が死んだり、神経のネットワークが壊れて、意欲が低下したり複雑な作業ができなくなったりします。
前頭側頭型認知症、クロイツフェルト・ヤコブ病、AIDSなどの感染症やアルコール中毒も認知症の原因となる病気で、約20%を占めています。
<厚生労働省 政策レポートより>
認知症を治療可能な疾患もあります。脳腫瘍、慢性硬膜下血腫、甲状腺疾患などです。
ですが、多くの病気は加齢とと共に在り、治療はなかなかできません。認知症の進行を遅らせるということが今の対応策です。
もうおわかりと思いますが、夫婦仲が良くとも認知症にはなる可能性があります。
認知症は脳の疾患で、夫婦仲とは全く関係ありません。
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