グラスホッパーを探せ!! ~朝霞市 新座市 富士見市の整体院~
今年の2月頃、うちの治療院の近くにあった古いマンションが取り壊され、
空き地になりました。
空き地は今、宅地として売り出されています。
猫の額ほどの小さな土地ですが、毎日に見ているうちに、段々と雑草が
茂ってきました。
今は何となくうっすらと叢(くさむら)と化してきています。
近所のスーパーに行くため、この小さな土地を通り抜けると、踏まれた
草の間から、「チキチキチキチキ」という音とともにショウリョウバッタが
飛立ちます。思った以上に沢山のバッタが飛立ちます。
いつ頃、どこから来たのか?、全く不思議です。
この近辺にはショウリョウバッタが繁殖しそうな草むらが他にある訳では
ありません。
草むらの隙間に身をひそめるショウリョウバッタを撮影してみました。
「ウォーリーを探せ」ではないですが、どこに潜んでいるか探せますか?
こちらの写真の方がわかりやすかもしれません。
私の住まい(ふじみ野市)、治療院(志木市)の間にはたくさんの雑木林があります。
意外かもしれませんが、これらは、ほぼ100%「自然」ではなく「人工」です。
全て人工林です。農業活動(マキや炭を生産するため/菌類=キノコ等を栽培する
ため/地質の水分を保つため/土砂崩れを防ぐため)のために植えられたクヌギや
コナラなどの単林な訳です。
ですから都内から引っ越してきた人達がよく、
「この辺はまだまだ自然がiいっぱい残ってるねぇ・・・」
といいますが、こういう発言は正直、奇妙でオカシナな発現ということになります。
だって、よく考えてみてください。
田んぼも畑も雑木林も全て、経済的活動(生活していくための活動)のため人工的に
作られたもの即ち「自然」ではなく「人造」なのです。
ここでわかるのは、日本人にとっての自然とはアマゾンやアフリカにある厳しい大自然
のことではなく、人間にとってやさしい情緒的自然のことである、ということです(ただし、
北海道は除きます)。
これら、人工的に植えられた雑木が成長していく過程で様々な生物が住み着いていく
訳で、何もカブトムシやクワガタムシの為に林を作った訳ではありません。
よく、ビルの屋上に池や田んぼを作っておくと知らない間に、ヤゴ(トンボの幼虫)や
アメンボウ、ゲンゴロウ、コオイムシなどが住み着いていたりするのと同様です。
このような自然を擬似自然=ビオトープといいます。
件の空き地の叢(くさむら)に住み着いたバッタも同様なのでしょう!
この叢、ほおっておけば、約100年位で遷移が進み、自然林が誕生することでしょう。
しかし、宅地として売られているわけですから、その内、雑草達も処理されて、ショウリョウ
バッタ達の棲家は無くなってしまう訳です。
そうなった時、このバッタ達はどこへ避難していくのでしょうか?
それにしても自然の力とはすごいものです。
カイロプラクティックの施術はIN Nature(内なる自然)=イネイト⇒自然治癒力を促進
していくものです。様々な症状がありますが最終的に治癒させるのは自身の中の力という
訳です。
朝霞市、富士見市、新座市の整体
志木クラニオ・カイロプラクティック整体院
048-474-4277(ヨーツーナイナイ)