関節の音・・・ボキッ、ポキッ、ゴキッって何? 富士見市・新座市・朝霞市の整体|志木の整体「志木クラニオ・カイロプラクティック整体院」

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関節の音・・・ボキッ、ポキッ、ゴキッって何? 富士見市・新座市・朝霞市の整体

準備体操や整理体操、ストレッチやヨガなどをしていて体勢が変化した時に関節が「ボキッ」っと

 

鳴ったりすることがよくあります。なんて事はない動作動作でも鳴ったりすることもあります。

 

誰しも一度は(一度だけではないでしょう)経験したことがあるんじゃないでしょうか?

 

ちょっと古過ぎますが必殺シリーズ「必殺仕置人」の念仏の鉄(山崎努)や北斗の拳のケンシロウ

 

のように指がポキポキ鳴る人もたくさんいることでしょう。

 

ところで、この音はどのような原理で発生してるのでしょう?

 

我々、治療家はこの音のことをギャッピング音、キャビテーション音、クリック音・・・etcと呼んでいます。

 

正直、完全には「わかってない」というのが答えですが、現在、最も有力な説は関節の中にある液体

 

(関節包の中にある液体)が移動する時に出る気泡の破裂音である、というものです。

 

関節はすべて、関節包というある種の袋に包まれております。この袋の中には液体(関節液)が満た

 

されており関節が急に動かされたりすると、関節内の気圧が変化し(気圧が下がる)、真空状態が

 

生じます。この時、関節液の気化が起こり、それがはじけて破裂するときに音が発生すると言われて

 

いる訳です。さらにこの気圧の変化による破裂音が周囲の関節包、靭帯、軟骨などに反響してポキッ

 

という音になるようです。

 

音のする段取りとしては以下のようになります。

 

①関節の動きが生じ関節包に力が加わる。

 

②この時、関節内の関節包が伸ばされます。
③関節包内には液体が満たされおり、伸ばされると包内の体積が大きくなります。

 

④体積が大きくなると包内圧力が下がります。

 

⑤圧力が減ると滑液内に溶けこんでいる物質の溶けたままでいられる量が減り、一部が気化し始めます。

各種ガスの飽和量が下がり(溶けることのできる最大の量が減る)滑液の外に出てきます。

各種ガスの飽和量が下がり(溶けることのできる最大の量が減る)滑液の外に出てきます。

 各種ガスの飽和量が下がり(溶けることのできる最大の量が減る)滑液の外に出てきます。

 

たまに患者さんが「私、首や背中をこう動かすと骨が鳴らせるんですけど・・・・」という事をおっしゃる

 

時があります。自分で動かそうが、外からの刺激であろうが、関節内に気圧の変化が生じれば音が

 

出る訳ですから、同じ音が生じても、自分でやるのと施術者がやるのでは、発音・出音システムは

 

一緒でも現場で起きている現象は違うということがわかりますよね?

 

施術者が椎骨に刺激を与えるのは単に歪みを整えるというためではありません。

 

あくまで神経トーンの調整が目的で、そのトーン調整を行うために神経を覆っている関節の変位の

 

方向をきちんと検査した上で割り出し、それを元に戻す方向で力を加えるというのが、その心です。

 

ですから適当に自身でボキボキ鳴らすのと、変位を元に戻す方向でポキッと音が出てしまうのとでは、

 

起きていることが全く違う訳です(音の出る仕組みは一緒ですけど)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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