梅雨と体調不良について
今回の持ち回りブログは瑞穂カイロプラクティック整体院http://www.mizuho-seitai.net 海老原仁先生によるものです。以下、海老原先生の記事になります。
関東地方は今日現在も梅雨の真っ只中です。もう少々の辛抱だとよいのですが・・・。
例年、梅雨に入ると体調を崩す方が多くなってきます。
頭痛や目眩などの自律神経系の症状や、腰痛や坐骨神経痛など、いろいろとバラエティに富んでいます。この時期、長く上空に居座る低気圧の影響により温度や湿度などの変化しやすく、身体の不調に繋がりやすくなります
「低気圧の時は調子が悪くなる」。心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
低気圧の時は大気中の空気が薄くなりがちで、酸素も少なくなります。
体内に酸素が行き渡りにくい状態になるので、体調不良となりやすくなるのです。
同時に周囲の低い気圧の影響で体は膨張気味になりやすくなり、体液の流れも微妙に影響を受けやすくなります。
梅雨時期は、以上の理由により体調を崩す方が多くなるという訳です。
自律神経は気圧によって、そのバランスが変化しています。
高気圧の時は交感神経が優位になり、低気圧の時は副交感神経が優位になります。
交感神経は活動している時、緊張していると時などにはたらき、副交感神経は眠っている時やリラックスしている時にはたらきます。
この二つの神経のバランスが、健康の維持に影響を与えているのです。
副交感神経が優位になると、発痛物質のプロスタグランジンが分泌されやすくなります。
すると、頭痛や神経痛、そして古傷が痛みだしたりしやすくなるそうです。
ただでさえ雨が多く、鬱屈した気分になる梅雨の時期なのに、さらに体調不良になってしまってはイヤになってしまいますね‼
少しでも快適に過ごせるようにするには、一体どうしたら良いのでしょうか？
それには『規則正しい生活』が一番だそうです。
梅雨時は規則正しい生活を心がけて自律神経のバランスを整えておくべきかもしれません。
自律神経のバランスを整えるには入浴がおすすめです。気分がすぐれない時は、熱めのシャワーを浴びると交感神経が活性化しますよ！
夜はぬるめのお湯にゆっくり入ると副交感神経が優位になり、リラックス出来て体のリズムが整ってきます。
腰痛や坐骨神経痛などの痛みがある場合も、ゆっくりお風呂に入ることで痛みがやわらぐ効果もあります。気分もスッキリして質の良い睡眠を得られるでしょう。
この時期は太陽もなかなか出てきません。
梅雨の晴れ間に太陽が顔をだした時は、全身に光を浴びてください。
特に朝日が良いので、早起きしてみてください。
そうすることによって、メラトニンという物質の分泌が促進されますよ。
梅雨はブルーになりますが、アジサイが咲いたり蛍が飛んだりする時期でもあります。
悪いことばかりではないので、上手に過ごしてくださいね。
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