2012年10月

骨・ほね・ホネ・・・体はいくつの骨でできているのか?

前回、白骨化について書きました。骨の話題ついでに、人体はいくつの骨で出来ているのか、について

 

考えてみたいと思います。

 

人体を構成する骨は約200個あります。驚くほど多くのパーツから成立っている訳です。大きく分けて、

 

頭蓋、脊柱、胸廓、上肢骨、下肢骨となっています。頭蓋骨にしてみても実際はひとカタマリの骨ではなく、

 

22個(舌骨を入れると23個)もの骨がパズルのように組み合わさって構成されたものなのです。

 

背部の中心を通っている背骨=脊柱は頚椎(×7)、胸椎(×12)、腰椎(×5)、仙骨、尾骨などからなり、

 

その数は26個にもなります。

 

胸廓は内側に心臓や肺、胃などの重要な臓器をおさめた鳥篭のような骨格で、肋骨が24個、胸骨が1個という

 

具合で構成されています。

 

上肢骨は肩、腕、手首などで64個、下肢骨は骨盤部(仙骨・尾骨を抜く)と足の骨のことで62個、さらにこれらに

 

耳の中の骨=耳小骨6個を足すと総計206個にもなります。

 

これら個々の骨が連結しているヒトの骨格は家でいえば骨組みのようなもので、骨組みがしっかりしていないと

 

家が傾いてしまいます。ヒトの骨格も柱や梁となって体の形態を保持したり、臓器や神経系の中枢部を守ったり

 

している訳です。

 

とはいうものの、家の骨組みとヒトの骨格とでは、根本的に異なっている点があります。家の骨組みは年月が

 

経てば単に老朽化(経年劣化)していきますが、ヒトの骨は生きているため単に老朽化するのではなく形が

 

変わったり、数を変化させて(癒着してニコイチになったりもします)、さらにはその形態も変化させながら

 

なんとか維持していこうとする訳です。


成人骨格.jpg家の骨組み.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人の骨の数は206個と申し上げましたが、生まれたばかりの赤ん坊の骨の数はナント!270個。

 

これなどは成長過程の中で独立していた骨が癒合してくっつき合い数を減らしていっているからです。

 

ちなみに、骨盤にある寛骨という骨はもともと腸骨、恥骨、坐骨という三つの骨が癒合して出来たものです。

 

男性は18歳、女性は16歳で骨の成長が終了すると言われ、その段階で206個に落ち着いてくるのです。

 

また、実際は微妙な個体差、個人差もあり厳密に言えば骨の数は必ずしも一定ではない・・・というところが

 

人体の面白さでもあります。


※赤ん坊の骨格と子供の骨格

 

赤ちゃん骨格.jpg子供の骨格.jpg

 

 

 

約1週間で白骨化?

ここ最近、新聞紙上を賑わせている兵庫県尼崎のドラム缶殺人事件、まだまだ全容が見えてきませんが、

 

以前、九州で似たような事件があったことを思い出させます。何とも嫌な気分にさせる事件ですね!

 

さて、直接的な繋がりは全くありませんが、事件というと、私はどういう訳か死体とか白骨を思い浮かべて

 

しまいます。テレビの見過ぎ、小説の読み過ぎなのでしょうか?

 

人間の死体は腐敗後、細胞組織が融解して最終的には骨だけが残ります。極論すると約7日で白骨化する

 

そうです。ただし、真夏の高温化の場合という条件が付きますが・・・・。冬の気温が低い状態だと完全白骨化

 

するまでには約数ヶ月かかってしまうそうです。

 

ただ、これらは条件によって変わり、山林に捨てられた遺体の場合、例え冬だとしても腐食性動物が近くに

 

いれば1日で白骨化してしまうこともあるそうです。

 

腐食性動物とはいわゆる森の掃除屋さん達です。ハイエナやハゲタカ(日本の山林にはいませんが)、

 

クマ、野犬、タヌキ、キツネ、カラスや一部の猛禽類、野ねずみの他にシデムシ、ウジ虫その他昆虫類なども

 

遺体を損壊し、白骨化を早めるのに貢献しています。

 

私が中学生の夏休み、飼っていたウシガエルが死んでしまい、部活で忙しかったため、墓を作ろうと思っていた

 

のですが、しばらく庭に放置してしまいました。4日くらいでシデムシやマイマイカブリがたかり、どうしようかと

 

オロオロするうちにウジ虫がわいていて、触れなくなってしまったことを思い出します。

 

この時、何故か激しい怒りを感じましたが今思えば自然の摂理、諸行無常を目の当たりにしたということなのでしょう。

 

宇治拾遺物語?だか何だか忘れましたが、旅の途中で死んだ女が最初は泥棒に服や持ち物を剥ぎ取られ、次いで

 

野犬に食われ、さらにカラスつつかれ、虫がわいて、最後は骨だけになってしまい、その骨もバラバラに散り、最後は

 

髪の毛だけがふわふわと残っているという、まさに諸行無常を描いているくだりを思い出します。

 

 

ところで、ウジ虫にしてみても腐敗の進行度によってたかる種類が段階的に変わっていくそうです。

 

新鮮な比較的腐敗の進んでいない状態を好む種類もいるのです。アメリカのFBIでは、遺体にたかるウジ虫の種類に

 

よって遺棄された時間をかなり正確に割り出したりしているそうです。

 

また、水中なのか乾燥した土中なのか、という諸条件、環境差でも白骨化への“道”は大きく変化します。

 

ちなみに水中では約2週間ほど、土中では5~6年とかなりの開きが生じます。水中では意外にも身近なフナやコイ、

 

オタマジャクシなども腐食の度合いによっては多少ついばんだりするそうです。

 

土中では空気の流れがほとんど無く、細菌が繁殖しづらいため、腐敗がなかなか進行しません。

 

また、極端な乾燥状態や空気の流れが激しい場合も白骨化にはなかなか至らず、ミイラ化してしまうそうです。

 

昔(江戸時代)、即身成仏という究極の修行がありました。あれなどは、土中の穴の中で、飲まず食わず、空気のみ

 

特殊な管から流し込まれている中でミイラ化してしまうというものです(ミイラになることが目的ではないので注意!)。

 

これらは、水分の不足による細菌の不活性化が原因のひとつです。

森林白骨.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、ここまで書いてきて何ともいやぁ~な気分になってきてしまったので、ここで筆を置こうと思います。

 

何でこんなことを書いたのか?多分、尼崎の事件とたまたま通りがかった雑木林で小用を足そうと中に入っていくと

 

死んで腐敗した小動物を発見してしまったことが頭の中でコラボしてしまったからだと思います。

 

ハイ、すみませんm(_ _)m

 

クーポンクイズ、敗れたり!!

気がついてない人も多いのですが当院のホームページ内にはクーポンがあります。全問正解者は5000円引きになりますので、

相当お得なクーポンです。

ただし、クイズ形式にしてあり、敢えて小難しい問題にしてあります。

 

何人かの患者さんは挑戦されましたが残念ながら全問正解者は皆無でした。

治療関係者・・・というよりもカイロ関係者だったらかろうじて解ける問題かと思われます。

 

 

ちなみに問題の内容は以下になります。

1.筋肉には脂肪をエネルギーとする赤筋とグリコーゲンをエネルギーとする白筋があります。次の筋肉のうち赤筋の多い部位はどれでしょう?

A.腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)
B.外側広筋(太ももの筋肉のひとつ)
C.脊柱起立筋(背中の筋肉)
D.上腕三頭筋

 

2.カイロプラクティックのガンステッドテクニックはDr.ガンステッドにより開発されました。では、このガンステッドという名前の由来は?

A.とある拳銃の名前からとった。
B.農場の名前からとった。
C.ある山のネイティブアメリカン言語から。
D.語感がいいから適当につけた。

 

3.頭蓋骨は1個のカタマリではありません。何個の骨が組み合わさってできてるのでしょう?

A.23個
B.12個
C.500個
D.2個

 

4.カイロプラクティックの意味は?

A.英語で「温熱機」の意
B.ギリシア語で「手技」の意
C.ラテン語で「骨」の意
D.ペルシア語で「スフィンクス」の意

 

以上4問です。1と3は解剖学・生理学的知識があれば解けます。4もちょっと調べればそれなりに答えは

見つかるはずです。2に関してはカイロの知識だけではなくストレートカイロの歴史的知識もある程度

必要とされるため、そうそう答えが出るという訳ではなかったのですが・・・・・結果的には破られてしまいました。

 

今回、全問正解だった新患さんはSさんという女性の方でした。見事5000円割引の施術を受けて頂いた

という次第です。Sさんおめでとうございました。やはり問題2には苦労されたとおっしゃってました(笑)

佐藤さん.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさか破られるとは思ってなかったので、少々動揺し、クイズの問題を変更しようかとここ数日悩んでおり

ましたが、しばらくはこのままでいってみようと思っております。

 

 

 

 

 

 

金縛り?夢?霊のしわざ!

夢は実際に体験したことが元になっていると言われています。しかし、その一方で、全く意味不明、

 

支離滅裂な内容だったりすることも多々あります。

 

これは、睡眠中「前頭連合野」という部分が休んでいるためといわれています。「前頭連合野」とは

 

様々な情報と記憶を整理しまとめながら思考判断を行っている部分です。

脳地図.png

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記憶を一時的に保存しているのは「海馬」という部分で、睡眠中この「海馬」が活発に活動しているのに

 

情報の整理整頓をする「前頭連合野」が休んでしまっている状態、つまり記憶されていった情報を

 

きちんと取りまとめるスタッフがいないために無秩序なコンテンツを見させられている状態が支離滅裂な

 

夢を見ているという状態なのです。

海馬.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、夢がもたらす奇妙で不思議な現象の一つが「金縛り」といわれています。

 

一般的に金縛りとは目が覚めて意識がある状態なのに身体が動かない状態のことです。

 

胸の上に女の人が乗っかっていたとか怖い形相でこちらを睨む人が覆いかぶさってきた・・・・etcとセットで

 

語られることが多いため、例のしわざと思っている人が多いのですが、金縛りと心霊現象は全く無関係とも

 

言われています。

 

科学的には身体の休息のためのレム睡眠時に起こる「睡眠麻痺」が金縛りであると考えられています。

 

浅い眠りのレム睡眠中、脳波は起きている時と変わらないのに身体の各筋肉は脱力されて弛緩した状態に

 

なっています。

 

こうした状況の中目を覚ましてしまうと脳は覚醒し意識が比較的はっきりしているのにも関わらず、身体は全く

 

動かないという不思議な感覚に陥ってしまうということがある訳です。

 

ちょうど怖い夢を見ている時などにこうした状態が出現すると夢と現実が一緒になり「霊を見た!」と思って

 

しまうのではないでしょうか?

 

とはいうものの、私も金縛りにあったことがあり、その時の感覚は上記の説明ではどうしても納得できないという

 

こともやはりありました。さて、実際のところはどうなんでしょうね!

金縛り.jpg

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